在宅介護支援サービス
「いぶき」 (IBUKI)
社会的課題
現在はやや落ち着きを見せてはいるものの、新型コロナウイルス感染症およびインフルエンザは依然として猛威を振るい、医療機関や医療従事者には過重な負担が続いています。
コロナ感染症により救急車の受け入れ先が見つからずに亡くなられた方や、自宅で亡くなられた方などが大々的に報道され、不安と緊張の続く3年間であったように思われます。
その中で、日本中の皆さまを守るために何ができるかを検討し、以下に概要をま
とめました。
- 1. 夜間や曜日ごとに、患者の受け入れ態勢が整っている病院を専門医がリアルタイムに把握できているか
- 2. 病院の状況と消防との連携がリアルタイムで取れているか
- 3. 医師が常駐していない介護施設・老健施設・在宅などの救急体制を、どのように効率化して患者を守るか
これらに焦点を絞り、解決策を検討しました。
解決策
近年、看護師の方々が命の危険を伴う医療現場から、責任追及のリスクが少ない美容医療などの職場へと転職する傾向が見られます。その結果、今後ますます看護師不足によるリスクが拡大すると考えられます。
背景には、夜間当直時に患者の容体が急変し、万一死亡に至った場合に責任を転嫁されることへの恐れがあります。
このリスクを軽減するため、患者データを数値化して現場で医師の指示を待たずに運用できる仕組みを導入することを検討しました。これは、埼玉県所沢市の介護老人保健施設「遊」において、伊関洋先生(SCOT創始者、元早稲田大学理工学術院教授、元東京女子医科大学医学部教授)の監修のもと実践されている取り組みに基づいています。
本プランの概念図を以下に示します。
解決策(2)
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